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【抜粋】SWITCHインタビュー達人達 田中泯×挟土秀平(はさどしゅうへい)#まれ 塩田職人

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挟土(はさど)秀平とは

左官職人。

「土のソムリエ」と称される。53歳。天然土にこだわり、斬新なデザインの土壁を世に送り出した。「土の円卓」(2008、洞爺湖サミット)東京中央郵便局の壁(2012)、2016年大河「真田丸」タイトルデザインを手がける

田中泯の目をひんむいた顔、演じてるのを超えてるな。恥じらうとかかっこ悪いとか、人の目を気にするんだけど、あの人にはそれがない、と推理してます。じゃないとあんな演技できない。

田中泯とは

ダンサー、舞踊家

本人は「舞踏家」「俳優」という肩書きは間違いだとしている。


田中泯 TANAKA MIN - 2 - YouTube


挾土:建設現場の冷酷さというか、機械の代わりに人がやってる状態に、ちょっと俺違うんじゃないかなと。土壁ってもんがあるってことを知って。 

田中:それそれの可能性見本
挾土:そういうことです。日本人がクレームつけるときがあって
田中:平らじゃないって?
挾土:そう。「波打ってるじゃないか」みたいな
田中:伝統ってのは常に・・なんていうかな、歪んだり破けたりほつれたりするもの。伝統は世の中と一緒にその時期その時期の良さを伝えていくものだと思うんですよね。そういった意味では伝統も何もかもあるし、出揃っている時代だろうと。
挾土:そうですね、出尽くしたというか。
田中:こっちの方向もあるよ、そっちの方向もあるよ。じゃお前どこへ行くんだい?
挾土:面白いもんで、これだけ作ると、「どれが好き?」て見てもらうとその人が読めてくる。まぁとりあえず、生きてもいかなきゃいけないし、多様でありたいな。こんなふうでも自分は相手に合わせて変わるのもあるし、自分であるのも強く持っていたいのもあるし
田中:いずれ「なんでも出来ますよ」がウソだったと気づくもんだし
挾土:結構厳しいですね、やっぱり(笑)

   
弟子と禅問答やってるよう。「まれ」は田中泯中村敦夫あってこそのドラマだから・・

挾土:今シンプルイズベストって言われてるけど、シンプルって1回超過剰になってから削いでいって取ってって、最後に残ったものがシンプルってことを言いたくて、逆に過剰になったのがこの部屋。
田中:正直に感じたままを見るとお祭りみたい。華美じゃない。祭りの場というのは基本的に人の細部を消してくれる場。計画性って決して悪いことじゃないんだけれど、僕の体と生きている実感みたいなものは、どうもそっちにない感じですね。
挾土:あらかじめ決められてる状態じゃなくて、しょっちゅう事件が起きる。自分が動いてることで、後から頭が付いてくることってある。
田中:もっと賢くならなきゃいけないんだけど、人間の頭は勝手なものでね。体ほどの対応性を持ってないんですよ。大人になることをどこかで拒否している状態なんじゃないかな。大人の芸とどうも違うことをあなたはやってる。
挾土:滅茶苦茶褒められてんな、今。
田中:どうしてあそこで銀を入れたんです?
挾土:一つの結界というか
田中:大人はやらないと思いますよ。
挾土:僕はどうでも入れたかった。
田中:垂直が交わってるところだから本来線はあるのに、成熟とは違うんですよ。やんちゃな感じ。
挾土:区切りたかったんですよ。はっきりさせたかった(笑)。白黒つけたかったってことはあります。

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