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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

SWITCH インタビュー 達人達  宮沢りえ×リリーフランキー 思わずもらしたホンネ(抜粋)

しっぽを掴ませない男って印象が私の中で強くて。
どんなエロいブラックなことを考えてるんだろう、今一番共演したい人。

りえ:こないだスナックで初めて歌声聞かせていただいて。不覚にもキュンとして泣きそうになるぐらい。
リリー:マジですか。もっと歌えば良かった。
    メガネの上にりえちゃんが座ってて。曲がってるの直そうとしたら店の人が
    「え、でも宮沢りえさんがおしりで曲げたメガネって、レアじゃないですか?」って。

演じている感覚

リリー:「3人の子供を持つ良いお父さん」俺の現実から一番遠いファンタジー。
     殺人機の守銭奴のほうがまだ自分に近い。
りえ:リリーさんがテンション上がってるところを、目撃したことがないんですけども。
リリー:ないですね。
りえ:人の息の根を止める瞬間は、肉体もテンションもあげなきゃいけないじゃないですか。
   そういう時はどうやって・・相手が本当に憎いと思ってやるんですか?それとも
リリー:凶悪とか殺戮シーンは、やりながらどんどん楽しくなっている自分が居るんです。
    モラルとか常識を越えていく楽しさになってしまってる。
りえ:演じている「感覚」でやるんですか?
リリー:単純に楽しかったんでしょうね。
りえ:どこまでがお芝居でどこまでがお芝居じゃないか、全然わからなかったんですけども
   発するエネルギーって・・
リリー:今でもあまり人前に出るのは嫌だなあって。
りえ:最初に演じるお仕事ってなんだったんですか?
リリー:石井輝男っていう「キングオブカルト」って東映の監督さんがいらっしゃって。
    なんか、出ないかってことになって。映画の原稿書いてたので、その監督さん大好きだったんですよ。
    行ってみたら主役なわけで。石井さんにしてみれば、高倉健さん以外は皆同じ。
    終わったあとに言ってくれたのは
    「君はいい俳優だ。セリフ覚えてなくても、僕がOKって言ったら、涼しい顔で楽屋に帰る。
     それでいいんだよ。まずい役者は言うんだよ、もう1回やらせてくれって」
    君が涼しい顔で帰っていくのは、僕のことを信頼してるからだ、って。

責任は負いたくないんです

りえ:私は演じることしかできなくて、40も越えると「ここまできっとできるだろう」と
   思われてるんじゃないかとか
   そういうことの狭間にいてもがき苦しむときがあって。
リリー:プロフェッショナルな人が受ける期待って、責任も大きいじゃないですか。
りえ:責任は負いたくないんです
リリー:人間「責任」という言葉が一番嫌い(笑)
   俺とかピエールは、基本「蛭子枠」
   なんかふんわりして。
   お弁当の「ばらん」みたいな奴。
   食えないけど無いよりはある方がいい。

りえ:本当のお父さんみたい。連続ドラマだったんですけど
   なんかこう、お父さんみたいな
リリー:いくら連続ドラマとはいえ、蛭子さんが本当のお父さんに感じられるのは
    本物の女優さんですよ。どんなメソッドでそんな気分になれます?

りえ:そんな錯覚をし続けているんじゃないですか
リリー:自分が役として存在できるじゃないですか。
りえ:例えばベッドシーンで愛し合ってカットで終わるって、おかしいじゃないですか。
リリー:スタートもカットもない状態でコミットしていくしかない。
りえ:人に役作りどうするかって聞きづらかった。
リリー:舞台挨拶では適当に「奥歯4本抜きました」とか言ってるんですけど(笑)
    やったこたない。
りえ:うそ・・でしょ
リリー:俺が抜くとおかしいでしょ。監督に言われたら抜きますけど。
    言われたいんだな「心中一緒にしてください」とか言われたい。
    そんなロマンチックな事を監督さんに求めてる。
りえ:毎回そういう気持ちは監督さんに持ってるかもしれない。
リリー:心中する前に1回駆け落ちしたいんですよね。
    お世話になった人に後ろ足で砂かけながら「もう戻れないぞこの街には」って。
    駆け落ちなら南より北かな、漁港でアルバイトを始めるんですよ・・

SWITCH Vol.33 No.10 宮沢りえ「女優」

SWITCH Vol.33 No.10 宮沢りえ「女優」

リリー:全然最近文章書いてなくて。三島由紀夫さんとかどれだけ飲んでも12時なったら家帰って
    風呂入ってステーキ食って朝まで原稿書く。気合の入れ方半端ない。絶対できない。
    山田風太郎さんと中島らもさんって、2大酔っ払い作家の対談で
    共通してたのは「やっぱ酒飲んだら原稿かけないよね」って。あの対談読んで俺諦めた。
    文章かくのって、意外と知力よりも体力なんですよね
    1回集中切れたらもうダメ。子供の頃よく絵の先生に言われたのは
    「瞬発力を培うまでの考えてる時間。1枚の絵を描くために考えてる時間の方が大切。
     描いてる時間に重きを置くな
」。熟成していってる時間のほうが大切。
    仕事してる最中は、演じることも絵を描いてることも楽しいと思ったことはない。
    一瞬ですね。いいなと思ったのは。
りえ:苦痛だけでは生きていけないですよね?
リリー:よく女の人って「楽しそうに仕事してる人が好き」って言うじゃないですか
    俺その女の人の言葉聞くと「この人不幸になるだろうな」と思うんですけど。
    俺楽しそうに仕事してる人嫌ですもん。もっと苦しみ、もがけばいいのに。
りえ:同感です。
リリー:仕事場で「楽しみましょうよ」って言ってる人が一番嫌
    

     

逢う (講談社文庫)

逢う (講談社文庫)

リリー:夢と目標を混同してしゃべられてるから、夢をしゃべりにくい。
    弱った時に、女の人って一番近くの幸せにしがみつこうとするじゃないですか。
    でも星って、輝いてる星は近くにいるから輝いているだけ。
    遠い星ほど暗いから人は憧れない。
    一番手前でキラキラしている星は訝しい。
    人は街灯にたかるブヨのように明るいほうへ行きがち。
    目標は遠いほうがいい。

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