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きょうの料理 土井善晴のキッズキッチン 卵焼き だしを使わない味噌汁 そうめん とうもろこしのかき揚げ

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卵焼き

土井:みなさんね、あのー。ご飯をしっかり食べてますか?お母さんの手伝いをお手伝いする人?どんなことしてますか?

坊や:卵焼きを作ったりしてます。
少女:お味噌汁を作ったりしてます。

土井:もう、今日教えることないね(笑)

後藤:いつもは、どんなの好きなの?
坊や:ええと・・・パン(笑)
後藤:今日は、和のごはん、玉子焼のつくり方を覚えましょうね。

※子役じゃないんだろうね。どの子も「このおっさんたち誰?」的ぎこちなさ。ところで、「玉子焼」「卵焼き」どちらの表記がいいんだろう。(←NHKは「卵焼き」)

後藤:卵焼き器、見たことある人、手を挙げてください

卵の割り方~味付け

・たまご3個
土井:コーンと(雑に叩いて開くと)割ったりすると、殻が入ったりするから、いきなりパーンと割らない。最初ちょんとやっといて「あ、どれぐらいの強さかな」測っといて割る。片手で割って失敗したら、もっとカッコ悪い。慎重に両手でやったほうがいい。

・砂糖大さじ3、醤油小さじ1 
土井:卵焼きに焼き色が入るような。お砂糖が入ってお醤油も入ると、香ばしくなる。お砂糖が入ると、弁当なんかに持ってった時にも、ちゃーんとしっとりした味になる。卵にお砂糖入れてなかったら、パサパサしちゃう。乾燥して。
・溶きかた
くるくる回すんじゃなくて、お箸の先をつけて、左右に振るようにするとよく「卵を切る」と言う。左右に振ると馴染んで白味が切れるわけやね。
油を塗って(卵液がついた)お箸の先をつけて、油の温度を確かめる。いい温度やなと思ったら、お玉一杯分を流す。
ぢゅーんと言ってるでしょう?卵が「気持ちいい」言ってるんです。

そして、膨らんでくるところを箸でトントントンとつつく。

後藤:それは何のおまじないですか?
土井:卵液が流れてるでしょ。液体を下の方に流して入れて、全体に火を通そうと。

ひとつふたつ、みっつでもいくつでもいいんですけど、ひっくり返して・・また(お玉で2杯目を)流しますよ。

・返し方
卵焼き器を向こう側に向けてから手前に返す。これを繰り返す。

※卵焼き器の淵に垂れた卵液が焦げよる

巻きすの上にひっくり返し、熱いうちに巻いとくと綺麗な形に。

だしを使わない味噌汁

キャベツはざく切り、油揚げは短冊切りに。鍋にサラダ油を熱し、キャベツを炒める。

土井:味噌汁ってどうやって作るのかなあ?
坊や:最初にダシをとって、味噌を溶かして具を入れる。
土井:素晴らしいです。味噌汁の基本的な作り方としてはいいです。でも、毎日のことなので、お出汁がないときとかあるよね。一番の基本は、味噌をお湯に溶けば出来上がりです。キャベツを炒めると、焼き色がつくでしょ。甘くていい香りがするよね。こうやってキャベツをしんなりするまで炒めてやることで、だしがなくてもお湯だけでホントに美味しい香ばしい味噌汁ができるんです。

・水 お椀2杯分=二人分
鍋に油揚げと水を投入。
・みそ30g
味噌は少しぐらい分量が多くても少なくてもいいけど、必ず溶いてから。大体60度ぐらい、少し冷めてからでも美味しく食べられます。

土井:卵焼きは5等分
後藤:後藤分??
土井:5等分でも4等分でも。

「よそう」とは、キレイに整えることです。ご飯をよそって両手で「どうぞ」と出す。

そうめん

ここから後編。子供たちも入れ替わる。

手作りのそうめんつゆ

土井:そうめんのつゆの材料は、なんでできてるでしょーか??
坊や:しょうゆ?
土井:よーくわかってますねえ
後藤:しょうゆうことですね。
土井:ははははは。他には?
少年:かつおぶし
土井:正解です。あとはね、みりんです。

※後藤ぶんといい、しょうゆうことですねといい、どうしてもぶっこみたい後藤さん。

材料(つくりやすい分量)

しょうゆ:玉じゃくし1杯
みりん:玉じゃくし1杯
水:玉じゃくし4杯

鍋に入れて混ぜ合わせる

カップ計量に当てはめて玉じゃくし1杯はカップ1/3、4杯だと1カップと 3/4

削りかつお10g 昆布(8センチ四方)1枚
鍋に投入して沸騰すれば出来上がり。

覚えとかなきゃいけないのは、強火にかけるのと中火弱火にかけるのとでは違うのです。強火にかけて沸騰したのだったら、乾燥した昆布が大きくならない。
少し時間をかけて沸騰させること。ゆっくりしないと美味しいおつゆはできないんですよ

ふきんにいれて、こす。(飴ちゃんみたいに両端をキュッと絞る。)
だしを取ったボウルを氷水の上に乗せ、くるくる回す。
あんまりクルクルクルクルやると、目を回しますよ。何度かやると冷めてしまいます。表面張力。

めんを茹でる時には、縛ってある紙をあらかじめ取っといてから。(外しながら茹でると、タイムラグが生じるから)

かき揚

少ない油で揚げる

材料(2人分)

とうもろこし1/2本(包丁の先で削って外す)桜エビ 20g

天ぷらの衣は水大さじ2、たまご1個(L玉)を先に混ぜる。小麦粉50G(1/2カップ)を入れて泡立て器で8回かき混ぜる。粉けが残るぐらいがちょうど良い。

桜えびは、海に行ってたから塩気がある。とうもろこしと一緒に、衣に混ぜて。
フライパンにサラダ油大さじ3。すぐ熱くなります。

ボウル1個分全部入れます。箸で穴を開けて火の通りをよくする。※でかいでかい。
2~3度返して揚げる。手の代わりにお箸で触ることで硬さがわかる。ちゃんと伝わるのが日本のお箸。

水分と油分が入れ替わってサクサクになる。

ほぉ。2回目の子供たちの方が手馴れた印象を受けたけど、気のせいかな。だしや天ぷら粉は、市販のものに頼ってたけど案外簡単そう。

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