おにぎりの歴史(起源)
2千年前、弥生時代の遺跡。
(石川県杉谷チャノバタケ遺跡)
神様への捧げものだったと考えられている。
三角形=山の形
食用としては、屯食(とんじき)という握り飯が平安時代に登場。
宴会の時のみ振舞われる貴重なものだった。
携帯食として庶民に広まったのは、江戸時代以降。
解剖
110gのおにぎりには、2500粒分の米が使われている。
※茶碗一杯分で約3千粒。
米・・現在日本には600種類以上の品種がある。
「坊主」なんてのもありますね。
うぷぷっww以前はこんな名前もありました。
↓
お米マイスターとは
米業者のみが取れる資格。お米文化の普及に努める。
お米の評価ポイント
見た目 匂い 粘り 固さ
食感 甘み
※おにぎりではなく、ご飯の品評会になっちゃった。
番組冒頭では、各コンビニのおにぎり
(直火焼きソーセージだのサーモンだのオムすびだの)が
ばーんと出てきた。それらを食べ比べて
自分ならどんなおむすびを開発するのか 的な方向に持っていくのかと
思ったんだけど。個人的には肩透かし。
結局は、生徒はご飯を試食し、味を評価及び表現していた。
「お米の味を言葉にする」ワケですね。
おにぎりを解剖すると、ご飯になるもんな。
デザインの未来
竹村真一
竹村:お米って、一粒から何粒できるか、ご存知ですか?
ひと粒から株分かれしていっぱい出るので
毎年二千倍に増える魔法なんです。
小さめのお茶碗に二千粒入ってる。
どうやってそんだけ増えてるかっていうと、
太陽エネルギーを捕まえて、その力で
炭素と水素と酸素という、ありふれたレゴブロックを集めて
炭水化物という、僕らが元気になれるお米を作ってて。
太陽エネルギーを体の中で燃やして元気になる。
「お米は太陽電池だ」って、考えたことあります?
どんなソーラーパネルよりもすごい。僕らがお腹いっぱいになって
元気になって走れる。
お米ってそういう仕組みなんだと。
当たり前に米食ってるけど、びっくりしました。
お米を中心とした食生活は、人を良くする。
「人を良くする」と書いて食。
食事の三大栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物。
そういうバランスが一番いいのが和食。
日本って水が豊かな国って言うでしょ?
あれ半分嘘だって、Water展(2007-2008)でやったんですよ。
実際降る雨は多いけど、火山国で地形が急峻なんで
洪水ばかり。魚も流されちゃう。
使える水も少ない。
人間が田んぼ、水田を作り、治水、生き物が増えた。
人間が自然とコラボレーションして、米を作ることで
美しい風景を作ってきた・・
「課外授業 ようこそ先輩」的になりましたね。
おにぎりは”ツカミ”だったんですね。