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【前後編】SWITCHインタビュー達人達 田村淳×猪子寿之 チームラボ デジタル×お笑い

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前編

印象

猪子:(淳は)何に希望を感じて、ネットの世界に入ってやってるのか。究極に社会をどうしたいのか、聞きたいんですよ。
淳:猪子さんが何の監督してんのか、わからない・・(調べたら)固定観念がなさそうで、打ち破るためにいろいろ試行錯誤している人。そういう人、好きなんですよ。常識人じゃない人が。挨拶とかできないような。偏った人じゃないとああいうものが生み出せないのかなって。とはいえ会社のトップですからね。そんな乱暴じゃないはず・・

東京オリンピック

猪子:参加して体感するオリンピックになればいい。世界中がちゃんと驚く。そういう時代だと認識してるから歴史に残る。すごい人の聖火リレー、見るだけより参加できたらいい。聖火持ってなくても、スマホさえ持ってれば参加できる。(アプリ)競技場で見れば豆粒、テレビだとリアリティが少し減る。だから自分の国が金何個とったとか取らなかったとか、それは全然いいんですよ。でもよくよく考えると60億人中で一番速い人が走ってるじゃないですか。スピード感がハンパねー、人じゃねぇみたいな。
棒高跳び6m16って2階超えるんだわw東京に世界中から来た時、街が超おもろいと思う。参加できるし体感できると、世界中の人が「東京ちげーよ」って。あれ以上のものを見せないとっていう基準を生み出したい。

淳:いやー恥ずかしいわ自分が。俺いち早く音頭作ってやろうと思って、「よこそう東京へ音頭」作った(笑)東京音頭みたいなの必要なんだけど、誰か作ってないかってときにちょっとでも引っかかればいいなって。こんなの見せられたら俺の頭の中、音頭しかないのかって恥ずかしくなる。

淳の休日

猪子:「淳の休日」ってネットでやってるじゃないですか。アレとか見ててわっけわかんない。一切秩序がない。
淳:俺「マスクしたままお見合い」ってやってるでしょ。マスクしてると目しか見えない。「目は口ほどにものを言う」って言うじゃないですか。目だけで会話して、人が惹かれあうとこがみたい。
猪子:なるほどなるほど。

淳:マスクで顔の半分を隠すことで、いつもより堂々としていられる。だから自分の良さがいつもより出せる。外見の良さを隠すことで、実は、内面をお互いに紹介し合って「僕はこんな人間です」って言えるから、カップルになる率が高い。800人集まっても50組ぐらいできる。そっから結婚したのが3組ぐらいしかいないけど。要は人間を知りたい。人間が好きなんですよ。「なんでこんな嫌なこと言うんだろう」とか。
猪子:わざと制限したり無秩序を作ることによって「人間ってホントはどうなんだろう?」って。
淳:会わないと、結局人って誤解したまま過ぎちゃう。メディアの良さやネットの良さは多く広げられるけどでも実際にあった時の感覚はまだ伝えきれてない。だからいろんな人に会うことにした。

引き込み現象

猪子:空間がアート作品。観客がこの空間の中を歩いて入ってる。引き込み現象。例えば蛍とか。近くにいると点滅が一致する時がある。引き込み現象はすべての生物にあるとされている。例えば、音痴の人も合唱の中にいるとちょっと治ったり。しばらくすると全体が合ってくる。彼らはセンサーがついてて、お客さんが近づくと反応しちゃうんです。目の前の現象に反応して音が乱れるけど、だんだんまた合ってくる。

淳:俺がツイッターで「指揮者やりたいんで楽器の出来る人集まってください」って言ったことあって。個としては技術があるけど、団体としては未熟。集まったばっかりだから。指揮者俺だし。でも味わい深い。みんなそれぞれが感動している。「音が合った」・引き込み現象だったんだ。
猪子:秩序がなくてもピースってありえると思っててそういうものの方が今後の社会で可能性がある。興味がある。「淳の休日」ってテレビの中では頂点な感じ。わざわざなにやってんだろこの人って。今話してるとわかる。
淳:台本があることがいいか悪いかは置いといてあまりにも、台本がある世界に居すぎた。俺は極力台本なんて読まないし、見ないほうがいいものができる。今もカンペ見てないし。ディレクターさんイラつくだろうけどそのほうが放送する意味合いが高い。お芝居だったら別ですけどね。この対談もうけてくれたNHKさんも台本用意してないし。
猪子:僕には心配だからピッキピキの台本用意されてましたよ

猪子さんの会社が「花燃ゆ」のタイトルバックを手がけるからって

淳がうまい具合に猪子さんの言葉を引き出してた

後編

政治バラエティに挑戦する理由

猪子:見てて、なんか、いい感じですね。僕できないなあ。全員死ぬほど楽しそうにしてて
淳:楽しそうにしてることが楽しいの。自分が司会やってるとこで。揉めても仲裁に入るし、仲良くやってくれてもいい。俺の範疇であれば自由にしてくれ。お招きしてる人達だから「こんなこと言わなきゃいけない」「言わされてる」と思いながら言って欲しくない
猪子:思春期みたいな感じ。目輝かせて、キラキラしてる。
淳:俺もキラキラしてる。ドキドキもする。
猪子:なんで政治の番組をやろうと思ったの?
淳:30歳の頃、政治の話ができる友達、同級生がいなかった。それぐらい日本の政治に興味を持ってる奴がいないのか。じゃ、持つための番組ができたらいいなと模索している10年。日本って「にわか」の人をすぐ叩きたがる。サッカーもそうだけど。全てにおいて、最初はみんな「にわか」なはず。「政治の勉強始めました」って言うと「お前みたいな奴がなんで政治語ってんだよ」興味を持った人に、興味をもっと持つような知識をくださいよって思うようになった。物事の知識を持った人って、うまく人に伝える能力が欠けている人が多い。俺は俺で偏っているけれども。サッカーも政治も、詳しくなったんだったらそれを伝える能力なり、コミュニケーション能力をつけて欲しいなと思って。自分が政治家になるとか、大それたこと考えてなくて。マスコミの人は、俺が政治家になる方がキャッチーなのね。


【TOKYOMX】2014年9月6日『淳と隆の週刊リテラシー』 ゲスト 田中康夫 - YouTube
※東京ローカルだから、当然地元は映んない。

テレビの世界、ネットの世界

淳:しばらくは、レギュラー番組増える喜びがあった。企画考えて実行して構想つなげてってサイクル。でもある日「こんな表現はちょっと怒られるからやめよう」「倫理観どうなの」  コンプライアンス、自主規制でブレーキ踏む感覚が入ってきた。10年前です。いま40だから、30歳の時。ネットの時代だって気がしてきた。いい声も悪い声も世の中に出やすくなっている。俺が街に出れば「番組見てまーす」って声を感じるけど、テレビを制作してる人って、どこで評価されてるかネットを見に行くと、2ちゃんねるとか掲示板の評価が、すべてのような錯覚に陥って、そっち側に寄っちゃう事で「こんなことやると叩かれるんだ」10年前から屈し始めたような気がする。

猪子:前は一市民がクレーマーになろうともパワーがなかった。今はしつこくやれるしいくらでも発言できる。巻き込めるしネットワーク持ってるし。ネットは最終的に、暇な人ほど発言力を増す。
淳:書けるし、書く時間があるし。
猪子:時間を持ってる人のほうが、メインの発言方法を持てる。リアルで仕事してたりして現実知ってることでも「そんなんじゃない!」ってぶわ~っと言ってくる。2000年以降、テレビ以外もそういう圧力が上がっていくんですね。全企業全業界が。人はとにかく叩くのが好き。一般企業もすごい変わった気がする。
 

台湾

通訳が一言一句違わぬように事細かに通訳するから
タイムラグが生まれて会話にならないので、通訳を変えてもらったんだそう。

淳:衝撃受けたのは、台湾の街なか行く人に「3階の高さからケータイ投げて、キャッチしてください」ってゲーム。もちろんやらない人もいるし、日本でやったら怒られる。周りの人を巻き込むのであれば、台湾のルールに従わないといけない。

猪子:いま台湾で超大きいのを作ってる。アート。日本じゃ絶対作れない。あるビルに入ったら、エレベーターあるんですけど、オブジェがドカーンとあるんですよ。日本だと、たぶん「じゃまだ」とか「通りの真ん中にそんな巨大なオブジェあったら、エレベーター乗りたい人が邪魔だ」とか。日本だとドーンとやろうとしても、どうしても偉い人が出てきて、リスクのあること色々言われてできない。台湾だと「いいよ」って言ってるから「知ったこっちゃねー!」

淳:それの方が素敵ですね。絶対そっちのほうがいい。

猪子寿之 - 「街に拡がるメディアアート」 - YouTube

淳に聞いて欲しいこと

猪子:ライブとか、お客さんの目の前でやるものと、テレビ、youtubeとか目の前にお客さんがいない時の話し方の違いってあります?
淳:テレビだと「編集が入るだろうな」と思ってしゃべってる。より素に近いのが生。こういう番組だと「ここは編集してください」と思いながら喋ってる。

広告ってダサい。

猪子:広告が10年前と比べて本当に変わってて、広告って本当にダサい。なんでかって言うと、嘘だから。普通飲み物だと、その国のスターが作りこまれたところでこうやって(ポーズとって)やる。昔はそれしかなかった。どんなにクオリティ高くても、作られてるから、それ嘘じゃんって。今伸びてる飲料とかは、バイクでやばいところから飛び降りたり、彼らは何もないところから、その飲み物があろうとなかろうとやってる。(中略)バイクも似顔絵の実験もドキュメンタリだし。日本の洗剤のCMはスタジオでやってるからリアルじゃない。
淳:広告業界とかCMのこと喋るのタブーになってるから...NHKさんは、いいんですよね?俺さえよければいいんで(笑

「会話はキャッチボールじゃなく、ドッジボール」って言ってた。さんまも浜ちゃんも淳もどっか共通してる。

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