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【人生案内】就職に目標見いだせないフリーターに、山田昌弘先生が答える。

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就職するにあたって

明確な目標さえあれば。

2014.12.4 読売新聞

今春大学を卒業し、実家暮らしでバイト。このままではいけないと自覚していますが、就職にあたって、明確な目標が見いだせずにいます。大学はバイオ系の学科。漠然と研究者の道を目指してきました。研究室の環境が全く肌に合わず、半ば不登校になりました。留年。ほとんど教授のお情けで卒業できたものの、理系技術者の選択肢は、完全に消えてしまいました。自分の歩むべき道は見当がつかない。仕事を選り好みできる立場でないことは十分理解している。ただ「私の進むべき道はこれだ」と言える、明確な目標さえあれば、熱意と自信を持って就活に臨めると思うのです。目標はどのように見つければよいのでしょうか?

働く「理由」から「目的」を導く方法

目標と目的の違い

「目標」行動が目指している最終的な結果、目印とするもの。

人生に明確な目標などない。「目的」を具体的にイメージする方が近くないか※インチキライフハックのよう
そもそもなぜ、どんなことにも目標を設定しようとするのか。子供の頃から学校で「1日のめあて」を決める癖がついているせい

山田昌弘先生の回答(抜粋)

考えて見つかるものではない

就活がうまくいかないことを、人生に明確な目標が見つからないことにしていませんか
目標は考えて見つかるものではありませんし、採用担当者はその点を見ているのではないのです。面接で失敗するのはほかに原因がある。お手紙の文面を読む限り、自分を過小評価している。と同時に、本当の自分はもっとできるはずという過大評価の意識も行間から読み取れます。
まず、自分は何ができるのか。客観的に見てみること。研究者を目指した時期もあったのですから、技術的知識は豊富でしょう。それだけでもほかの求職者に比べて有利。事務系でも技術系でも幅広く応募し「こうしたい」ではなく「貴社に対してこういう貢献ができる」点をアピールして採用に臨んでください。人生の明確な目標は、働いて社会と関わることで見えてくるもの。目標が見つからないと嘆くうちに、何年も経ったということがないよう、まずは行動してください。