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【人生案内】腹黒くなり果てた52歳、生きるのがつらい50代。

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腹黒くなり果てた52歳

物事を悪い方から見たり、あら探しをしたりする癖がつき、腹黒いおばさんに成り果てました。こんな私も周りに愛される可愛いおばあさんになれますか?

なんという図々しさ。もしかしてだけど相談者は内心「自分を変えたくないんだけど、変わらなくちゃダメなのかしら」そう思ってたりしてるんぢゃないの?「周りに愛される可愛いおばあさん」を自覚してるババアって嫌だ。そんなババアこそが腹黒い。

回答者の一人一言

野村総一郎:自分の問題点を自覚できる人はすでに可愛い。世の中には自分の腹黒さに気づかず、直せない人も多い。 

久田恵:「愛される」受け身でなく「愛する」強いおばあさんに。

海原純子:自分が偏った見方をしていると気づける人は少ない。周りから一目置かれるカッコいい90代に。

鷲田清一:同世代に勇気を与えるためにも、腹黒を通していただきたい。

出久根達郎:あら探しは面白く、一人で楽しむ分には害がない。問題はその後、腹黒くならないためにどうしたらいいか考えて。

なんてナイスフォロー!海原先生に至っては「90過ぎても生きろ」ですよ。←解釈おかしい
励ましてんのか無理強いしてんのかわかりません。「周りから一目置かれる」と「周りから避けられてる」は表裏一体。腹黒いと思い込んでる人は、自分を可視化するためにブログ始めてはいかがでしょうか。すげえたくさんネガコメが来ますよ。立ち向かってください。

中学生の頃よく聴いた。

50代女性、生きるのが辛い

幼い頃から姉に虐待を受けて育ちました。穏やかな夫と結婚し、自分で幸せを築こうと努力しました。待ちわびた我が子は医療過誤で死亡。その後授かった息子は難病であることが判明。もう成人していますので、本人が乗り越えていく試練とはいえなぜ我が子なのかと嘆きたくなる。
ずっと前から死を願っています。健康診断の結果は何ら異常がなく、交通事故に遭ってもピンピンしている有様。仕事にも友人にも恵まれたが、心の中は死を願う気持ちで溢れています。自死を選んだ友人、ガンで泣いて逝った親友・・正直なところ私は羨ましい。死ぬ方法、生きない方法があるなら教えて欲しい。

繊細な悩みなので、慎重に扱いたいけどできない。自死を選んだ知人も、40代で子供を残して、ガンで亡くなったいとこもいるので。うらやましいなんておもえない。こんなところに相談する前に、本当に死にたかったら黙って勝手に死ぬのではないだろうか。公務員だし、仕事も友人も捨てたくないから今日という日を過ごしているのではなかろうか。

眉村卓さんの回答(抜粋)

ひょっとすると、自分が近く死ななければならないと知ると逆に、もっともっと生きたいと思うのではないか。これから申し上げることは、戯言と聞こえるかもしれません。
あなたはすでに死んでしまった、そのつもりになりましょう。今は別の人間になっていると考えてください。あなたという者がいなければ困っていたであろう人々や、誰も助けてくれないと覚悟している人にできることはないか、思いを巡らし力になってあげるというのはいかがでしょう。

あなたが生きていることによって、あなたがいないよりはずっといい家庭や世の中、そのほかを生み出していく。半分やけくそで、役割を務めるのは悪くないのではありませんか?どうか、がんばって。

死にたいのに死ぬなと言われ、死ぬと言いつつ死なないでいたら「死ぬ死ぬ詐欺」と言われる。死んだあとになって死ななければよかったと思うのは嫌だ。

自殺願望と希死念慮の違い

自殺願望は、人間関係、疾病など、解決し難い問題から逃れるために死を選択しようとする状態。希死念慮は、具体的な理由はないが漠然と死を願う状態。
大辞泉」より

読売の人生案内、100年を迎えたそうで。大手町ではシンポジウムがあった。行きたかった。増田明美さんと眉村卓さんは欠席。全国各地で、年に何度かやっていただけないだろうか。福岡や広島で開催してほしい希望者は、たくさんいるだろう。