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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

【人生案内】生きる意味見失う大学生 鷲田清一さんが答える。

生きる意味がわからなくなり、塞ぎ込んでしまいます。

読売新聞 人生案内 2014.11.7

20代の女子学生
新聞を読んだりテレビを見たりしていると、いろんな出来事が目に飛び込んできます。
世界には様々な人がいて、人生があるのだと考えることが多くなりました。
その影響か、容姿や金の心配、結婚できるかなど
身近な幸福のものさしについて考えることが嫌になりました。

雑念に苦しみ悩むことがバカバカしく思えてきたのです。
事件事故、戦争のことを知って心が痛くなり、こんなことを考える場合ではないと思いながらも
このまま生きていていいのだろうかと自分を追い詰めてしまいます
ゲームや漫画に浸りがちだからでしょうか
私はこの世界には必要のない存在で
私が死んでも世界は回っていくように思えます。

この先、私は一個の人間として何をし、どのように生きたらいいでしょうか。

あなたが死んでも世界は回る。
あなたでなくても他の誰かがいればいい。
もしも伊集院静さんならそう言って終わりにするかもしれない。
読売じゃなくて文春だが。

「自分が何をしたらよいかわからない」「どうしたらいいの」を
難しく長く表現すると、相談者のような文章になる。
でもさ、誰かに必要とされ続ける人生なんて
精神的重圧との闘い。
自分をないがしろにされるのも辛いが、あてにされるのもしんどい。

もし増田明美さんなら、友達に手紙を宛てるように優しく回答なさるだろう。

世界は誰かの仕事でできている

鷲田清一さんの回答を要約すると、ジョージアのコピーになった。
以下抜粋

(略)
結婚などを幸福の尺度とすることが馬鹿らしくなった。
でもそこからあなたはなぜか
思考の回路を自分に向け、生きがいが見つからない
自分がこの世界に必要な人間なのかと思い悩む。
(中略)

ここで、一度頭を切り替えてみませんか。
あなたがこれまで無事に生きてこられたのは、周りの人達の支えがあったから。
学業を続けられるのも、通学の足があるのも、
他の人たちの無言の仕事があるからです。

あなたがひとりで生き抜いているつもりでも、嫌になるくらいちっぽけな存在でも
それはほかの無数の見えない人たちに支えられているから。

他人の暮らしを支える。
名も知られないこうした仕事を、あなたも一度担ってはいかがですか。
さらに複雑な問題が見えてくるでしょうが、塞ぎからの出口は近いと思います。

相手が自分に感謝するとかしないとか
見返りを求めないのが大事。

「生きる意味を問う」って話、もう何回出ただろう。
意味など考え始めたら、同じ場所からなかなか動けなくなる。

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)

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