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【Eテレ】ニッポン戦後サブカルチャー史 90年代 岡崎京子 エヴァンゲリオン革命 

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風間俊介バーチャルボーイドリームキャストも時代が早すぎた
宮沢章夫:僕も「信長の野望」やってまして、いとうせいこうに電話したんですよ。いとうは九州に戻ってまして、家族が「今いないんです」自力でやろうとしたら、夜中2時にFAXが届きまして「民に施しを与える」(笑)

完全自殺マニュアル(1993)

むむ?紹介するのは自由だが自殺を勧めてるのかEテレ。「一瞬ののけぞるような痛み」「樹海」とか。そんなのアリかよ。
99年、東京都は有害図書指定を見送った。

閉塞してどん詰まりの世の中に風穴を開けて、風通しを良くして、ちょっとは生きやすくしよう、ってのが本当の狙いだ。
鶴見済完全自殺マニュアル」より

この頃のことは少しだけ記憶にある。湾岸戦争の時もテレ東はアニメを流していた。
田舎のコンビニ前でもジベタリアンがいた。ケツは痛くないのかケツは。
何もかもつい昨日の事なのに、95年までの記憶が「飲み歩いたこと」以外覚えてない。

岡崎京子

リバース・エッジ

河原のある地上げされたままの場所には、セイタカアワダチソウがおいしげっていて、よく猫の死骸が転がっていたりする。

ハルナは生きる実感のない高校生。同級生の山田はいじめられ、同性愛者であることを隠していた。山田に「宝物のある場所」へ連れて行かれたがそこには人間の死体があった。「死体を見ると勇気が出る」山田。ラストシーンではUFOを呼ぼうとする。

私は世界が終わってしまうといった世紀末の終末感より、むしろ”世界が終わらないこと”の方が怖い。終わらないこの日常をジタバタ生きていくことのほうが恐ろしい・・

岡崎京子:雑誌「クリーク」より

ボクらの時代 漫画家 伊藤理佐×二ノ宮知子×安野モヨコ 作品の映像化に思うこと - .net.amigoココログ跡地2007~

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生きる実感

自分の存在の希薄化

岡崎:ギリギリまで行かないと生の実感が湧かないというのもわかる。

サブカルチャーからサブカル

91年以降

グロテスクさへの許容。
サブカルチャーは外側、サブカルは内面に向かっていく。内向的。

ピチカートファイブ /悲しい歌

※どうもエヴァンゲリオンまでが遠い。地下鉄サリンまで出てきた。90年代はそんなに暗かった? 95年はグローバルスタンダードの時代なんだってな。あいまいな日本の私。阪神大震災。 ピチカートファイブはよく聴いてた。

Triste - Pizzicato Five - YouTube

エヴァンゲリオン革命

分析書だけでたくさん出てた。
クイック・ジャパンでは「アニメを取り上げるのか」の声の中、特集が組まれたり庵野さんが表紙になったりした。
クイック・ジャパン (Vol.9)

野火ノビタ

大人はわかってくれない

私はこの物語にうち震えて熱狂しているオタク達と同じぐらい多くの、この物語を努めて冷静に眺め 分析しようとするオタクたちを見かける。はっきりと言おう。私はそういう人を憎悪する。なぜそんなにも平静でいられるのか?平静を装うのか?この物語は君たちの問題ではないのか?

エヴァがもたらした影響について触れてるだけ。取り上げ方として面白いが、ファンは喜ぶかっちゃ別問題。「憎悪」だけ取り上げて反発する人もいるかと。

宮沢:95年にしかない「共時性」が作者に無意識に入り込んできた。単純すぎるかもしれないけど、バブル崩壊、社会的な動きなど、80年代から地下に眠ってたものが起き上がる。それに近いものがこの作品に投影された。