80年代名作コピー
楽しいロンドン 愉快なロンドン
おしりだって、洗ってほしい。by仲畑貴志
私はコレで会社をやめました(85年流行語大賞)
まさかEテレが(過去のものとはいえ)CM垂れ流すとは。ダメダメ何回見ても笑ってしまう。
恋を何年、休んでますか。作・眞木準
※ドラマではない。もともとは百貨店のコピー。ランボオ、あんな男、ちょっといない。
川崎徹
ハエハエカカカ
僕がやってたことって、無駄だったと思う。
無駄を考えるって難しいんですよ。どうしても情報が有効なものになっていく。
一生懸命考えていくと。
だからそこを、ちょっとわかりにくいけど”抜く”。
抜けたって感じはわかる。そうすると成功する。
抜く=無価値になる
広告の中で許されたってことが奇跡的かもしれないですね。
広告ってやっぱ効率を求められるんですよ。
できるだけ効率よく自分たちのメッセージを伝えたいって思うあまり、
自分達の言いたいことだけ言って惨敗するっての、今でも広告の80%がそうだと思う。1回そこから離れて、広告とは一見無関係な価値観を商品につけることでアピールしていく。
糸井重里
筑紫:根源的でダサい質問だけど、コピーは思想を語れるんですか。
糸井:いや~、それは逆に質問しますと、思想を持っていないものが世の中に何かありますか。思想を語ってないものはないです。灰皿一つにしても・・(略)今まではいわゆる思想しか思想じゃなかったんだけど、それ以外のものも全部思想だと分かって、ようやく自由に語れるようになったんですよ。
コピーライターが出発点。
伝説のメディア「カセットブック」
ミック・イタヤ
自分たちのメディアが欲しかった。
才能のある仲間がたくさんいるんだけれども、発表の場が欲しかった。
身の回りに奇抜な人が多かったんですよ。格好も。
表現することもとっても面白いし。パッと見でわかる個性があって。
個性的なものを扱っていく、自分の中で表現していく。
そういうことを素直にしようとした結果。
素直じゃなかったんだけどね。ちょっとシニカルな。
※まだ売られてるのか。ラジカセないから再生できへん。
未開封のものを開けて再生する場面はドキドキした。
岡崎京子
あの頃は「常に新しい動きが出てくる反面、一年経ったらそれは消えてる」っていう感じだったでしょ。
いわば文化の最終消費に向かって暴走する興奮。
新しいものが次々に終わっていくことへの
切ない感覚と背中合わせになった 無根拠な興奮。
「東京ガールズブラボー」巻末対談 浅田彰×岡崎京子
ついでに恥ずかしい過去を振り返る
大きな声では言えないが10代後半から20代にかけて、コピーライターになりたかった。
30年前の高2コース、藤島淳氏のコピー講座で掲載されたのが
そもそもの勘違いの始まり。
キユーピーのアメリカンな広告は秋山晶氏が手がけ
元気が出るテレビには川崎徹氏が出て
卒業後は萬流コピー塾にハマり(これも1度だけ掲載されてテレカをもらった)
通信教育でコピーライティングの講座をちょっとかじり
今振り返ると大変無謀なのだが、広告会社に売り込みに行き、当然のようにフラれた。
86年版のコピー年鑑がまだ実家にあるはず。百科事典サイズのアレ。
若いって無謀。バブルのせい。
あの時があるから今がある。