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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

【まとめ】【感想】噺家が闇夜にコソコソ 和田竜 立川談笑

執筆の舞台裏

1年間で資料読みやって
もっぱら図書館で大事な部分コピーして、それを精読するってことやってたんで
受験生みたいですよ。
1年間で準備のシナリオ書いて
2年間で連載して
半年で直して単行本にした。

付箋の量すごすぎ。
万が一外れたらわけわかんなくなりそう、と素人は思う。
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書店員さんからの感想というのが珍しいほど多くて
好意的な声が。
「こんなん来たぞ」って見せたら、泣いてる・・
僕も泣きそうになりましたね。
基本的に僕 人に見せないんで。最後まで書くまでは。
下手な感想言うと僕に怒られるんで。「馬鹿野郎!!」

過酷すぎる執筆活動と最初の読者・・の噺

立川談笑(抜粋)

2014年、今年選ばれたのは「村上海賊の娘
時代は1576年。本願寺織田信長がいるときに
信長に対して立ち上がったのが村上海賊。
その娘が主人公。お転婆でちょっと可愛らしいところもあるという
チャーミングなお姫様。戦の場にその女の子が入っていく。
読み始めると止まらない、これを書いたのが和田竜さん、44歳。
映画作りがしたいのでドラマの制作会社に入ったんですけども
どうも物事を考えてしまう、体がすぐに動かない。
自分はどうも向いていないなとやめたのが28歳の時。
映像が無理ならストーリーを作ろう、脚本を書こうと。
脚本のコンテストに自分は応募しようということで脚本作りに精を出す。
ところが5年間というもの全くの反応なし。
そんな中35歳の頃、同じ作家志望の仲間と喫茶店で待ち合わせ。
「おう和田、遅かったじゃねえか。」「あぁ済まないねぇ」
「流石だなぁ。脚本の賞を獲ったりすると忙しくなるから」
「何言ってんでぇ。脚本の賞(城戸賞)もらったけど仕事なんか来るわけないよ」
「え?映画化するなんて話あったよな」「あったけども立ち消えだよ」
「あ、そう・・俺も書いてるけどさ、もう35だよ。そろそろ諦めようかと思ってさ」
「あ、そう。お前、脚本チャレンジするのもうやめるの?」
「うん」「和田はまだ頑張るの?」
頑張るよ。俺は覚悟決めたんだよ。書き続けてて、これが楽しいんだよ。
 楽しさが無くなったら、辛くなったら辞めりゃいいじゃないか。
 お前はどうなんだい?」

「書いてて楽しいよ」「じゃ、まだ頑張ろうぜ」・・
音大の女の子達と合コンするんだぜ、そうか、35にもなって脚本家目指してますなんて
音大のお嬢さんたちなんか鼻の引っ掛けもしないじゃないか。
これからどうする?俺そのさ、プロデューサーのところへ行ってくる。
実現するといいね・・

プロデューサー、いかがですか、映画の話、進んでますか?
映画の話は進まないんだよ。金が集まらない。なんたってさ、面白いんだけどみんな知らないんだよ。
あの脚本さ、小説にしない?
小・・説・・ですか?書いたことないんですけど。
やったことないから面白いんじゃないか、やってみないか?
分かりました。
というんで、脚本が認められて賞をもらった「忍ぶの城」が「のぼうの城
200万部の大ヒットで映画化されるわけですね。

今回「村上海賊の娘
本屋さんからも評判がいい。
そのあついメッセージを山のように積んで
渋谷の喫茶店で「よかったね~!よかったのね~」
と涙を流して喜んでくれた相手というのが
9歳年下のバイオリニスト、合コンで会ったその女の子が
まだ芽の出ていない和田さんを見初めて応援をしてきた。

実に資料集めで1年間、そのあとの脚本作りで1年間。
連載を2年間。4年間の長きをかけて完成をみたわけですね。
執筆をしておりましたら「ん~~♫」
「あのさ、枕元でバイオリンやるのやめてくれる?人がこうやって
ぐっすり寝てるんだから。今何時だと思ってんだい?」「え、今12時よ」
「世間の迷惑だろ」「昼の12時よ。何時まで寝てんのよ」

「俺夜中まで執筆してっからさ。ああ目が覚めちゃった。
 俺が書いてる村上海賊の娘、あの原稿読んで感想を聞かせてくれ」
「ええ~感想言うとあなた怒るから」「怒りゃしねぇよ、編集者も誰も読んでない」
「・・正直な感想を聞かせてくれ」
「なんか長い。登場人物の名前が複雑」「本人がいるんだからしょうがないんだよ」(笑)

どうにもなかなか話が進まない。それでも一生懸命話を聞いてアドバイスをしてくれる奥さん。
景(きょう)姫にはモデルはないと和田さんはおっしゃるんですけど
どうやら愛らしい雰囲気からすると奥様じゃないかと私は睨んでいますね。
文壇という荒うねを繊細に大胆に突き進んでいく和田海賊。
それを支えているのは村上海賊ではなく、和田海賊の妻なのかもしれません。

忍びの国 (新潮文庫)

忍びの国 (新潮文庫)

戦国時代の余談のよだん。

戦国時代の余談のよだん。

全編和田竜でもよかったんだけど。
正月は旦那が「のぼうの城」ばっか見てたし。
村上海賊の娘」は新潮の連載を毎週楽しみにしていた。
ほかの記事よりこの連載目当てで購入してたので。

後半は「下品な夜中の笑点」ぽい。まあまあかなあ。。。
立川吉笑の絵もひどいが
「織姫と彦星の1年ぶりのデートがワタミ」(林家たけ平)って・・w
やっぱ笑点と比べちゃいかんか。

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