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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

新編国語総合(東京書籍版):鷺沢萠、渡辺美佐子、角田光代、福岡伸一が掲載されてて驚いたでござる。

坊主が高1の時に使っていた「新編国語総合」

机の上に無造作に放ってあったので暇つぶしに読んだ。
教科書ガイドだと「現代文編」「古典編」に分かれているが
教科書は1冊にまとめてある。

新編国語総合 [国総301]東京書籍

新編国語総合 [国総301]東京書籍

いきなり「ルリボシカミキリの青」福岡伸一

サワコの朝 福岡伸一: .net.amigo

瞬く星は、風にかき消されそうだけど、僅かな輝きは失われることがない。
でもその光は果てしなく遠くにある。君はその時の、そんな気持ちを忘れないでいてほしい。
それは時を経て、繰り返し君の上に現れる。
それはいつか読んだ小説の中にもあったし
山崎まさよしの歌の中にもある。

教科書に「山崎まさよし」!!
(1971~ ミュージシャン)←注釈付きである。
これ、なんの歌だろう。
あくまでも想像だが「Passage」かな。

山崎まさよし / Passage - YouTube

ところで
「現代国語は好きだけど授業は退屈」な生徒だった自分。

「その時の、そんな気持ち」とは、「どのような気持ち」か
「この世界のありようをただ記述したかったのだ」とはどういうことか説明しよう

・・30年前高校2年生やってましたが「そんな」出題傾向が嫌いだった。
だいいち「そんな気持ち」とは「どんな気持ち」か
「どういうことか説明しよう」・・なんで??
感覚的なことにいちいち説明つけんのかよって疑問があったなぁ。当時も今も。

羅生門」の次は鷺沢萠「ほおずきの花束」

没後10年。(2004.4.11没) 
鷺沢萠公式サイト Office Meimei
高校生は定期券や財布を落とす生き物。
しかも管理が悪いのかヒューイ・ルイス を聴いてる最中に
ヘッドホンステレオが壊れてしまう。
夏代の日頃の行いが良かったのか、財布は老人が拾って警察に届けていた。
中身は何一つ抜き取られていなかった。

鷺沢萠と自分は同い年。
帰れぬ人びと」「大統領のクリスマスツリー」「ケナリも花、サクラも花」・・
若い頃ずいぶん読んだ。
後出する角田光代とも同学年。
そんなふたりが教科書に載っているなんて。それにしても何故自殺したのだろう。なぜ。

春の居場所 [DVD]

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渡辺美佐子「りんごのほっぺ」

初恋の相手、水永龍男君は
昭和20年8月6日、建物疎開に出かけたまま戻らないことを
テレビのご対面番組で知らされる(爆心地だったため亡くなったことになっていた)。

ひとり旅 一人芝居

ひとり旅 一人芝居

渡辺美佐子といえば「ムー」ムー一族
最近だと「舟を編む」「なるようになるさ」。

角田光代「待つということ」

何も持たず存在するということ

何も持たず存在するということ

もちろん教科書に「八日目の蝉」は載らないだろう。載るといいのに。

ほかにも

佐藤雅彦いしいしんじ俵万智黛まどか

「B面の夏」・・B面から説明せねばなるめぇ。
「サラダ記念日」は与謝野晶子の句の隣に載っていた。
いしいしんじ「果物屋のたつ子さん」も収録。

私らの世代から今も載り続けている作品に
田宮虎彦「沖縄の手記から」、大岡信折々のうた」などがある。
古典は昔も今も枕草子徒然草

読み応えのある教科書だが試験対策になっちゃうと面白くもなんともない。
よほど退屈な授業だったのか、坊主は時折
自分の名前を何度も書いて睡魔と闘っていたようだ。

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