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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

Eテレ SWITCH 達人達 ヤマザキマリ×中村勘九郎(抜粋)

モーレツ漫画の力 千変万化歌舞伎の力

・稽古場で
バレエダンススタジオといったような(ヤマザキマリ
そうなんですよ。この稽古場で、生でバーンと鳴った瞬間の音と興奮は今でも忘れないですね
目の前に怖い人たちが並んでんですよ。床についた棒のあととか。
歌舞伎座の昔の床はきたなくて、よく歩けたなと。いい跡なんですよ。
新しい床は、これから俺たちが跡を付けていくんだな、と。(勘九郎

「春興鏡獅子」父・十八代目勘三郎が最も愛した演目の一つ。
小姓弥生の持っていた獅子が勝手に動き出し、翻弄する。

中村勘九郎の新世界

中村勘九郎の新世界


十八代目 中村勘三郎

十八代目 中村勘三郎


父から子へ受け継ぐ鏡獅子

褒められたことは?

ないですね・・・

私の前ではあんなにほめていたのにね。

いいことはいいといってくれます。悪いことに関しては人格否定にまでやられる。
真剣に怒られてもいいことは「よかったよ」と言ってくれるんで信憑性がある(勘九郎
父の背中に迷いを感じたことは一度もない。
上を見せてくれた。他から受ける影響なんて零にひとしい。

父と、どこで会ったんですか?

彼は、テルマエ・ロマエの一番最初の読者ですよ。

名刺代わりに(テルマエ・ロマエを)見せたら「なんだこりゃぁぁ!!」げらげら笑って

これ、阿部ちゃんぽくない?って言ったんです。心理眼すごいなと思って。

リスボンでたまたま勘三郎夫妻に引き合わされた。
たまたま帰国した時も「法界坊」やってた。

テルマエ・ロマエ 通常盤 [DVD]

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「法界坊」古代ギリシャ人に見せたい。荒唐無稽さがあって。
強烈な形で演出されてるじゃないですか(ヤマザキ
結構いじめられる役なんですが、台詞で僕を攻撃するとお客さんが笑う。
舞台上でやってると、ものすごく精神的にキツい。攻撃の笑いだから
こんな風に役を攻撃するんだな、と。悪を倒して終わる芝居じゃないから(勘九郎
ギリシャ悲喜劇の笑いと恐怖。道徳観念を宗教でないものから養っていた時代。
ギリシャローマとは違う意味での深み(ヤマザキ


シネマ歌舞伎『法界坊』 - YouTube

「夏祭浪花鑑」では、急病で倒れた父の代役を。

俺たちに明日はない、って感じで終わっていく。
台詞も動きも全部入ってたけど
お客さんは父を期待してたんですよ。だからチケットも払い戻しが多かった。
「やってやろうじゃないか」と思ったけど、最終的な熱がなく終わってしまった。
できることはできる。だけど中身がない。
ミケランジェロの言葉に
「危険なのは完成できないことじゃない。目標を低く置いてやすやす完成してしまうことだ」
その通りだなあと思った。すごく染みいる。だからやりたい。
あの経験が大きな一歩だとすごく思った。

「天日坊」
一枚皮がむけたっていうか「ああいっちゃった」ってくらい伸び伸びと。
常にお父様の影を背負いながら、だったと思うけど
代わりに俺がやっていく責任感。手足の伸ばし、気持の伸ばし方が突き抜けちゃってて。
面白くて面白くて。あんな生き生きとした舞台は久しぶり。
勘三郎さんは悔しくて「俺が今度天日坊やる」って。
父のライバルなんだからすごいなあ(笹野高史)

(父が)メールで「誇りに思うよ」最上級のほめ言葉だなって。

いまもケータイに残ってる。

おれ、メール嫌いなんですよ。これでこんな嬉しい。
それを保存して違う機器で見てもなんか違う。このケータイじゃなきゃ。

歌舞伎役者という仕事

おんな、男、動物、神様、歴史上の人物にもなれる。
歌舞伎役者は何にでもなれる。
生きていることはすべて芝居につながっている。

役者は人類史上最も古い職業のひとつ。(ヤマザキ
ノアの箱舟に絶対乗れない。乗る人を健康にして、送ってあげないと(勘九郎

英雄はそこにいる

英雄はそこにいる


ギリシャ歌舞伎:脚本島田雅彦、美術ヤマザキマリ、出演中村勘三郎 
計画がひそかに進んでいた。
ギリシャローマを歌舞伎化しても面白いと思う、と言ったら
お父さんが「面白い、絶対面白い、やろうやろう」(ヤマザキ
ああ、それで全てがつながった。今年の8月にやる予定だったんですよ
早急さがすごかった。なんで死んだんだよぉ。
この人から聞かないとやっちゃいけないよってことだったんだと。やりましょう。(勘九郎

●後半
勘九郎さんは週刊誌の漫画を読むのが好き。
感動の大きさが違うんですよ。開いた瞬間見開きでバーンと。
舞台なんだなと思いました。

描く方もわかっててつぎまで引っ張っていくんですよ。

「来週はお休みさせていただきます」・・・読者は「ふざけんなよ」ってww

ナマの声聞くと、多少大変でもやっていこうって思う。

あたしねぇ、洗濯物干してる家見るとほっとする。人の暮らし。

あのブリーフでかすぎるでしょ(←勘九郎

●テルマエ・ロマエの撮影に使われた「稲荷湯」で。
富士山ってベスピオ火山に似てる。

日本人はお風呂に入る感覚って慣れてるじゃないですか。
でもヨーロッパや中東には、なかなか湯船がない。あっても下が水受けみたいな。
遺跡がいっぱいあるわけですよ。公衆浴場の跡とか。
でも遺跡だから機能してないじゃないですか。くやしい。
お風呂に対する枯渇感。壁のなさ、人が解放される瞬間が銭湯にはある。それがすごくやりたかった。
ハドリアヌス帝は公衆浴場が好きだった。
外に出れば自分の立場や寝る家があるけど、素っ裸って闘えないじゃないですか。
古代ローマの強さは風呂のおかげじゃないかって思うんですよ。
テルマエ・ロマエでも書きましたけど、いろんな地域に軍隊を渡らせるが
一番最初にやることはお風呂を作る事。
疲れても風呂に入れば次のエネルギーとして癒される。

●シャンプーハットは日本だけ

リッチェル リラックマ シャンプーハット

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ラーメンを食べる時に髪が濡れない・・・汁飛ばない・・・
ラーメン屋に置いといてほしい・・
こういうおかしいものを描きたかった。
●破天荒な母
「立っている者は母(リョウコ)でも使え」に詳しい。
鼻息の荒い親だから子どももそうで。
あだ名が「馬子」だった。
なにかしたくてたまらない。

いないですよ、あんな女性。あれだけ動き回る人。自由。
テルマエの時はそれ一色。熱いんですよ。
いま違う作品を描いてるんだろうけど、あんまり会ってくれない。
没頭してるんだと思う。少女のような人。
そこを見たらそこに向かってだーっと走っていく。(阿部寛

今までで一番過酷だったのは?
シングルマザーを決断し、イタリアで一人で出産したとき。強烈な助産師が来た。
おしんの国日本から来てるけど、冷や汗が出て。
タクシーも「ここで産まないでください」
「7時から別のとこで仕事なんだけど、それまで何とかして産んでくれない?」
サバンナでも人は産めると思って、7時までに産んだ。
その一人息子は現在18歳。

譲れないもの、極意は?

私だから出来てしまった経験は、絶対出して教えなきゃ。

ファンタジーはできない。旅をしなきゃ得られない。

面白かったけど
ヤマザキさんしゃべり倒して疲れたんじゃなかろうか。

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