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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

NHK Eテレ SWITCH 達人達 猪木×天野篤 命をつなぐ道 魂を燃やす道。(抜粋)

天野篤は猪木の大ファン。年間400の手術をこなす執刀医。得意とするのは冠動脈バイパス手術。

 

いつ何時誰の挑戦でも受ける。出る前に負けること考えるバカいるかよ

(←難しい手術でもあきらめてはいけない。戦いの場は手術室。

部屋には直筆の「道」が。手術衣を着た猪木。前半は手術室、後半はリングでの対談。

最高レベルの手術が終わった瞬間ガッツポーズ。また神が降りてきたって感じ。
コンプレックスに負けるもんかへこたれないぞ。

観客が自分の手の上に乗っかってる。どっちが勝つかほとんど当たる。怒りがないと。理不尽なもの不条理なもの。

猪木 先生の手術は3千を超えているのですね。
天野 いえ、5千~6千。今までの中でも最高の出来っていう感じが時々ある。手術の前にチェックしたことがぴたっと当てはまっていた。それに対し無駄なく手術も出て、元気になっていく、患者さんが病棟で歩いている姿がイメージできる。勝ち負けがつくスポーツでも同じようなシチュエイションはあると思う。

猪木 身体意識という本を読んだことがある。先生は意識しなくても手がひとりでに動くのですね。

猪木 勝ち負けを越えて、相手が「この負け方ならしょうがない」観客席とリングが一体になり、体育館がはじけるような感じ。そこにいる自分が自分でないような。

天野 アドレナリンが出てるだけじゃなくて、脳内を高揚させるホルモンが出てる。
自分がトレーニングで出来てる以上の技やパフォーマンスが出来てるんですね。
(←手術が3千例を越えるあたりから大局観がつかめた)

猪木 開けてみた時予想外はありますか?

天野 1割ほどあります。経験が多ければ多いほど予想外は少なくなる。何かを当てはめれば突破口が見えてくる確信がありますから、我々の世界ですと、思いつきでうまくいったのは認めない。根拠があって成り立つと次もうまくいく。

猪木 プロってなんだろう?ってよく聞かれるんですが余裕を持っていないといけない。絶対的なスタミナ。引っ張ればどんな強いやつも5分立てば力が落ちてくる。
勝つために必死になってるんだけど手のひらに乗せるような自信。相手がよく見える。
どの際もどっちが勝つかほとんどわかる。顔に出てる。落ち着いてはいるんだけど。予想したとおり。格闘技に関してはほとんどよくわかる。

※天野さんの過去映像は「プロフェッショナル仕事の流儀」
 猪木さんはふんだんに「ワールドプロレスリング

手術が本当に好き。天野さんが疲れたって言ってる聞いた事がない。

・手術用の糸の太さ 0.04ミリ 髪の毛の半分

手術始めて、いったん血管切ってしまったら後戻りできない。

試合日程が決まった段階で時間を合わせる。
自分の経験で。そのとおり行かないこともあるけど集中力で。ふっと気が入る。何かが降りてくる。

手術の前に手を消毒し、鏡で顔を見たときに「お前いい顔しているぞ」と。前の日にあった嫌なことも忘れて手術できる。天皇陛下の執刀も普段どおりできた。手術時間3時間56分。

執刀例3000例を過ぎたぐらいから攻め込むことができるようになった。

父は心臓弁膜症を患っていた。自らが助手としてあたった手術で還らぬ人に。66歳までで手術を3度。いろんな無念さと亡くなるときの合併症。

信頼関係が築けないと?ばかり。手術をスムーズに受け入れる、患者力が大事。患者になりきる力。疑問は率直にぶつける。普通の会話の中で出来るような。外出も気分がよければしていただく、とか患者力をアピールできるほうがいい。

猪木は89年、ソ連のレスラーを招聘。彼らにプロレスを説明。4つの柱:受身、攻めの技術、感性、表現力。人は絶対関係の信頼力。だからここまでの技が披露できる。

危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし。

一歩を踏み出す勇気が今ほど重要だと思える時はない。心身の充実が続くまではできる。

三浪していた天野は猪木の試合に勇気づけられた。

外国のリングはまったくクッションのない、板だけの物もある。我々の技も1ミリずれるとダメ。痛いと言ってる暇もない。力じゃなく自然な形で。・若手選手をリング上へ。実際に技をかける猪木。こぶしの骨を頬骨の下の急所にかける。今の選手たちはすごいけど、実際に技をかけないとすごさがわからない。人をびっくりさせることが好き。人と人、顔と顔が合えば。スポーツ交流、平和は誰も反対しない。
 モハメド・アリって「おまえのペリカンあごにぶちこんでやる」と言ったのね。
プロレス技の禁止を求め、結果9億円の借金。アクラム・ペールワンからの挑戦を受け、勝利。3年後、ジャラ・ペールマン(おい)は体に油を塗ってきた。引き分け。
勝ったことになってるけど、一族の面子が立ったのでは。再会したとき、ジャラの13歳の甥を弟子入りさせて欲しいと頼まれる。

自分の起こした行動が予想外の結果を生み出すことがある。
夢に向かって無心で取り組めば、出会いは偶然でなく必然となる。
 
糖尿病でだるい時、水風呂、氷風呂。 「気」が強いから立ち直る。あるところで、フッと変わるんですね「こんなん治るわ」昔より20倍、30倍速い回復力です。

馬鹿なふりを皆さんの前でするかもしれませんが
ほんとはものすごく利口です。
どんな発想をしてもついていける人(初代タイガーマスク 佐山サトル

猪木 リスクはあまり考えない。金儲けも大事ですけど、我々は夢を送る商売。
発信できればいい。昔は、俺の背中を見ろみたいなやり方。人を育てるのであれば、今は違う。ディスカッションして矛盾を取ってあげる。自分をわからせてあげないと。
天野 医療行為で、患者さんが喜ぶ。家族が笑う。我々も評価が上がる。心臓手術は、類まれな、全員がハッピーになる世界。プロレス興行にも通じる。基本的なコンセプトは山の高さを見せ付ける。富士山よりエベレストのほうが高いことを知ること。
「バカになれ」

うちにいる連中は他のこと(心臓手術以外)は出来ない。

自分がこれを決めた道を外すのは、自分に対する裏切り行為。父を判断ミスでなくしたことガスタートライン>出来るだけ高いレベルで治すこと。

猪木 怒りというか、何かに対してものすごく燃える。理不尽なこととか。てんめーい!!

最後ふたりのご唱和「1.2.3、ダーッ!!」で締めた。どっちもかっこいいという言葉では足りない。

 

熱く生きる

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アントニオ猪木自伝 (新潮文庫)

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